債務整理はショッピングローンにも適用できる?注意点は?

債務整理はショッピングローンにも適用できる?注意点は?

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2018.07.04

ショッピングローンとは?

クレジットカードを作らずにローンを組める

ショッピングローンとは、商品の代金を信販会社が立て替え、消費者が信販会社に月々分割で返済していくローンのことです。クレジットカードの分割払いと同じような仕組みですが、いくつか異なる点があります。

審査が緩いため安易に申し込んでしまいやすい

ショッピングローンの利用のためには、審査を受ける必要があります。信販会社の基準を満たしていなければ利用できません。これは、クレジットカードを作るときの審査と同じです。しかし、ショッピングローンの審査はクレジットカードの審査と比べて緩いため、利用しやすくなっています。

気がつくと月々の支払い額が多額になる

ショッピングローンには、現金一括払いが難しいような多額の商品でも購入できるというメリットがあります。多額の商品を月々の負担額を抑えて購入できるため、金銭感覚がマヒしてしまい、高額商品をショッピングローンで買いあさってしまう方もいるようです。

20万円の商品を10回払いで購入した場合、月々の支払い額は2万円に利息がついた金額となります。しかし、追加で20万円の商品を10回払いで購入すると、月々の返済額は4万円に利息がついた金額となり、生活を圧迫するようになるのです。

ショッピングローンにも債務整理は適用できる

債務整理の適用範囲

債務整理には、自己破産や任意整理、個人民事再生などがあります。どの債務整理であっても、ショッピングローンも整理の対象となります。車や家のローン、ショッピングローンなど、例外はあるものの基本的に債務であれば全て対象になると考えておきましょう。

ショッピングローンを債務整理で減額もしくは免責できるということで、気持ちが楽になる方もいるかもしれませんが、債務整理にはデメリットもあるので確認しておくことが大切です。

債務整理後はショッピングローンを組めなくなる

債務整理後は、一定期間ショッピングローンを組むことができなくなります。ショッピングローンによる多重債務によって債務整理を余儀なくされた方の場合、債務整理をしても再びショッピングローンを組みたくなる可能性があります。

同じ過ちを繰り返さないことを誓ってショッピングローンを利用しないと決める方もいますが、我慢できずにショッピングローンを利用して多額の商品を購入してしまう方もいます。

債務整理後にショッピングローンを組めなくなるのは、このような事態を未然に防ぐためという訳ではありません。単純に、債務整理をした方は「信用」を失うため、ショッピングローンを組むことができなくなるのです。

クレジットカードのリボ払いも使えなくなる

ショッピングローンを組めないのであれば、クレジットカードの分割払いやリボ払いを利用しようと考える方もいるでしょう。

債務整理の時点で残責があるクレジットカードは没収されてしまいます。クレジットカードに残責がなければそのまま使うことができますが、分割払いやリボ払いは利用できなくなる可能性が高いです。これは、分割払いやリボ払いが借金と同じ扱いであるためです。

仮に分割払いやリボ払いを利用できたとしても、ショッピングローンを利用しているのと同じであるため、同じ過ちを繰り返すことになりかねません。

債務整理はよく考えて決めた方がよい

債務整理後は、クレジットカードを作れなくなるだけではなく、カーローンや住宅ローンも組むことができなくなります。一般的に、5年ほど経つと債務整理の記録が消失するため、元通りの状況になるといわれています。しかし、ショッピングローンを提供している信販会社のブラックリストに掲載されてしまい、同系列会社のローン審査に通れなくなる可能性があります。

ブラックリストに名前が掲載される期間については公表されておらず、永久に残ることも考えられるでしょう。債務整理をせずに根気よく返済した場合はブラックリストに掲載されないため、引き続きショッピングローンを利用できます。

ショッピングローンの債務整理の方法

引き落としされないようにする

ショッピングローンでは、毎月口座から引き落とされます。債務整理をすることを決めたら、引き落とし口座の残高を0円にしておきましょう。

通常、口座の残高が0円で、引き落としができなかった場合には、ローン会社から電話がかかってくるか書類が届きます。また、金融事故として信用情報に記録が残るケースもあります。しかし、債務整理をすると、信用情報に記録が残るどころかブラックリストにも名前が掲載されるため、そのようなことを気にする必要はありません。

免責が確定すれば、正規の金額の支払いをしなくてもよくなるため、少しでも手元に資産を残すためにも、債務整理が決まったらすぐに口座から現金を引き出しましょう。

債務整理の方法を決める

債務整理には、任意整理と個人民事再生、自己破産があり、それぞれ異なる特徴を持ちます。任意整理は借金を帳消しにできるわけではなく、あくまでも借金が減額されるに留まります。それに対して自己破産は借金を帳消しにできます。

では、自己破産が最もよい方法なのかと言うと、そうではありません。任意整理は、財産を手放す必要がなく、裁判所の手続きを必要としません。また、破産者名簿、官報にも掲載されないのです。しかし、自己破産の場合は財産を手放す必要があり、裁判所の手続きも必須です。

さらに、破産者名簿と官報に名前が掲載されます。個人民事再生は、借金の減額と3年間の分割払いへの変更により立て直しを図る方法です。財産を手放す必要はありませんが、裁判所の手続きが必須、官報に名前が載ります。

債務整理後に大きな買い物をしたい場合の対策

 家族カードを使う

債務整理後しばらくはショッピングローンを組めなくなるため、大きな買い物を自由にできなくなります。大型テレビや高機能な家電など、一括払いでの購入が難しい商品が欲しい場合には、家族カードを利用するとよいでしょう。分割払いやリボ払いを利用して、名義人の口座へと引き落とし代金を振り込むようにすればよいのです。

ただし、家族カードの利用可能額は本カードよりも低く設定されていることがほとんどです。また、月の利用可能額から本カードと家族カードの利用残高を差し引いた金額が残りの利用可能額となります。家族カードで多額の買い物をしたために、本カードで思うように買い物ができなくなることもあるため、事前に使用のルールを定めておくことをおすすめします。

5年ほど期間を空けてクレジットカードを申し込む

債務整理の記録は5年程度で消失するため、その後はクレジットカードを申し込めるようになります。ただし、当時利用していたショッピングローンの会社がカード会社と繋がっている場合には、ブラックリストに掲載されているため引き続きクレジットカードを作れない可能性があります。こればかりは、実際に申し込まなければわかりません。

また、クレジットカードの審査では、収入や収入の安定性、勤続年数、持ち家の有無などのさまざまな項目を見られるため、審査に落ちたからと言って、必ずしもブラックリストに載っているためだとは限らないのです。

もし、クレジットカードの審査に落ちたのであれば、3ヶ月程度の期間を空けて、他のカードを申し込むことをおすすめします。他のカードも審査に落ちた場合は一旦諦めて、家族カードや現金での購入をおすすめします。

家族や友人から現金を借りる

債務整理をしても、現金はこれまで通り自由に使えます。どれだけ高い商品でも、現金さえあれば購入できるのです。債務整理をしている場合、銀行や消費者金融からお金を借りることは難しいでしょう。この場合、家族や友人から借りることをおすすめします。

借りるときには、具体的な返済期間、利子の有無、返済が滞ったときの罰則など、具体的なことを取り決めて契約書を取り交わしましょう。親しい人物から借りているということで返済しないでいると、今後の関係に支障をきたす恐れがあります。

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