もしも医療ローンを払えなくなったら!上手な債務整理のやり方

もしも医療ローンを払えなくなったら!上手な債務整理のやり方

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2018.07.05

医療ローンが払えなくなったら?

支払いが遅れたらこうなる

大きな買い物をする時は分割払いでローンを組みます。医療行為でも同じことが可能で、ローンを組んで分割払いにすることができます。例えば歯のインプラント治療や審美歯科治療、美容整形手術、病気の手術やそれに伴う入院費などです。病院やクリニックが提携しているローン会社とローン契約を結ぶのです。

一般のローンと同じで毎月の返済が遅れると延滞金が課せられます。一般的には20パーセントぐらいの高い利息を払うことになります。ローン会社にもよりますが、3ヶ月滞納すると金融機関の信用情報にブラックリストとして載ってしまいます。ブラックリストに載ると新たなローンが組めなくなり、キャッシングカードなども使えなくなります。

請求を放置するとこうなる

支払いが遅れるとローン会社から電話で催促がきます。その時に支払日が決められるので、必ずそれを守ることが大事です。その約束を守らなかったり、電話に出なかったりするとローン会社からハガキなどで督促状が届きます。それでも放置しておくと勤め先などに催促の電話がかかります。

督促されても放置すると、次は一括返済を求められます。もともと一括支払いができないのでローンを組んだのですから、一括返済は不可能な場合がほとんどです。一括返済ができないとローン会社は債務処理業者に回収を委託したり、法的手段に訴えたりします。最終的には差し押さえや強制執行で財産を押さえられてしまいます。

このような最悪な状況になる前に手を打つ必要があり、それが債務整理という方法です。

医療ローンが払えない時の対処法

債務整理をする

医療ローンが支払えなくなったら、法的手段に訴えられる前に弁護士や司法書士に相談すべきです。債務整理という手続きで解決することができます。債務整理というのは借金で苦しんでいる人を救うために、国が認めている借金整理の方法です。

債務整理には任意整理、個人再生、自己破産などの方法があります。有名なのは自己破産ですが、これは不動産などの財産を処分して借金をゼロにするやり方です。

借金が医療ローンだけの場合なら、月々の返済額を減らせる任意整理、借金の総額を減らす代わりに3年で返済する個人再生などの債務整理が一般的です。

債務整理の手順

医療ローンの支払いが困難になってきたら、早めに弁護士事務所か司法書士事務所に電話をします。ほとんどの事務所で無料相談をやっているので、まず電話で気軽に相談をします。事務所によっては債務整理を扱っていない場合もあるので、実績のあるところを選ぶようにします。

電話で面談の日時を決めたら、医療ローンの契約書やこれまでの支払い履歴、ローン会社の督促状などを用意して持参します。面談の時には現在の収入状況や月々の返済可能額、医療ローンを支払えなくなった理由などを弁護士や司法書士に聞かれます。

弁護士や司法書士と委任契約を結べば、あとは専門家に任せておけばローン会社との交渉を全てやってくれます。任意整理にするか個人再生にするかは、借金の金額により専門家が決めます。委任契約を結べば、それ以降はローン会社からの督促は止まります。解決までの期間は3ヶ月から6ヶ月ぐらいが一般的です。

任意整理とは

借金が医療ローンだけで、支払い能力がある場合に行う債務整理の方法です。弁護士や司法書士が利息制限法に基づいて利息の引き直しをして、直接ローン会社と交渉します。その結果、毎月の返済額を減らすことができます。

任意整理をすると信用情報機関のブラックリストに載りますが、官報などには掲載されないので周囲に知られることはありません。裁判所に出頭することもなく、家族に知られずに整理を進められます。

個人再生とは

借金の額が大きいため、返済能力があっても破産の可能性が高い場合にとられる債務整理の方法です。任意整理よりも借金の減額幅が大きくなりますが、一般的に借金の約80パーセントがカットできます。

個人再生をすると信用情報機関のブラックリストに載り、官報にも掲載されます。裁判所への出頭も求められ、自宅へも書類が届き、家族の収入証明書が必要になることもあります。

医療ローンで債務整理をするメリット

早めの債務整理でプラス志向

借金があって返済が滞っている場合は、医療ローンを組むことができません。金融機関はローンの使用者に対して必ず審査を行います。なぜ審査を行うかというと、ちゃんと返済できるかどうか毎月の収入などをチェックするためです。ですから借金の返済が滞っている場合は審査に引っかかって医療ローンが組めないわけです。

このような時は早めに弁護士や司法書士に相談して債務整理をするのがベストです。債務整理をすると5年間は全てのローンを組めなくなりますが、その期間が過ぎれば医療ローンを組むことができます。また5年の間にお金を貯めておけば、医療ローンで借りるお金を少なく抑えることができます。

このように積極的に債務整理をした方が、将来的にプラス志向で生きていくことができます。

医療ローン返済の苦悩から開放

最近の美容整形では100万円以上かかるケースも増えています。高額な整形治療の場合はほとんどの人が医療ローンを組みますが、毎月の返済が滞る人も出てきます。ローン会社からは電話やハガキで頻繁に催促がくるので、精神的に辛い思いをして健康に影響が出る人も多いです。

このような事態になる前に債務整理をしておけば精神的にも楽になれます。多くの人は債務整理をするとブラックリストに載ってしまうと恐れますが、実は医療ローンを滞納した時点ですでにブラックリストに載っています。ですから滞納した人は悩む前に専門家に債務整理の相談をするのがベストです。

滞納しても債務整理してもブラックリストに載るのなら、早めに債務整理して借金苦から開放された方が精神的も楽になれます。任意整理なら誰にも知られずにローンの返済額を減らせるので、安心して専門家に依頼できます。

医療ローンの借金を債務整理する時のポイント

間違った情報に惑わされない

債務整理をすると信用情報機関のブラックリストに載ることは確かです。5年間はローンも組めませんし、お金を借りることもできません。ただし、審査をするのはローン会社です。信用情報機関に名前が載ったからといって、絶対にローンが組めないわけではありません。資産状況や借金の総額が少ない場合は審査に通る可能性もあります。

また債務整理をすると戸籍に傷がつく、選挙権がなくなる、引っ越しや旅行ができなくなる、などの噂があります。これらは全て真実ではありません。自己破産した場合はある程度の制限がつきますが、任意整理や個人再生ではこのようなペナルティが課せられることはないのです。

原則として日常生活や仕事に影響が出ることはないということを、しっかり把握しておきましょう。医療ローンを滞納した時も迷わずに債務整理という方法をとることができます。

債務整理は弁護士か司法書士か?

医療ローンの支払いが滞納している人が債務整理をする時は、専門家に依頼することになります。その場合の専門家には弁護士と司法書士があります。どちらの専門家を選んでも債務整理をしてくれますが、個別の債務が140万円を越える場合、司法書士は引き受けることができないのです。140万円を越える債務の場合は弁護士に依頼してください。

この140万円というのは借金の総額ではなく、1社における借金の額です。例えば債務の合計が200万で、A社から100万円、B社から100万円の場合は司法書士でも債務整理を依頼できます。

ただし訴訟になった場合、司法書士は簡易裁判所にしか訴訟代理権は与えられません。弁護士の訴訟代理権は最高裁判所まで及びます。債務整理を依頼する時はこの違いを知っておく必要があります。

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